一日は長し、一生は短し

2021.10.22

主体性

先週までは半袖シャツに上着無しという、完全クールビズで出勤していました。

一昨日から、シャツは半袖ながらもスーツを着用し、初秋の装いというスタイルで出勤し始めました。

ところが、あまりの冷え込みに、今日から長袖シャツに秋冬用のスーツという出で立ちにチェンジしました。一気に冬がやってきましたね。

さて、認知症に関する本は何冊か読みましたが、すべて介護する側か、治療する医療関係者の本ばかりでした。

ところが、認知症に罹患している方が書かれた本をたまたま本屋さんで見つけ、一気に読みました。

若年性アルツハイマー病と診断された丹野智文氏が著された「認知症の私から見える社会」(講談社新書)という本です。

文言の種類が多く、文章の構成もしっかりしていて、とても認知症の方が書かれたと思えないような内容でした。

というような私の感想が、「認知症の方に対する偏見」だというのが、この本のテーマです。

認知症といっても、軽度から重度までは緩やかに曲線を描くでしょうし、たいていの方は普通に生活することができます。

周囲の優しさが、逆に認知症の方の自尊心を傷つけてしまうことが多いようです。

健常者であれ、障害のある方であれ、その方の主体性を尊重する気持ちが大切だと思いました。

認知症本写真.jpg

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