GET BACK
歌を唄えば音階が外れ、リコーダーを吹けば押さえる穴を間違える。
太鼓を叩けばリズムが合わず、ピアノやオルガンなんてとんでもない。
というような音楽音痴で、小学校の音楽の成績は、先生のおまけで何とか5段階の3でした。
それでも音楽を聴くのは大好きで、妹が毎月買っていた「明星」だったか「平凡」だったか、付録の楽譜を見ながらギターを弾くこともありました。
弾くと言っても、コードを押さえるのが精一杯で、かっこよくリードギターを弾くことは夢のまた夢でしたが・・・。
さて、先の週末、映画のシニア割引を利用して、「THE BEATLES GET BACK ルーフトップ・コンサート」という映画を観てきました。
上映は既に一日一回に減っていて、来場者も自分と同世代のシニアが中心で、ほとんど空席でした(笑)。
しかし、IMAXで上映されたこの映画は、臨場感たっぷりの大迫力で、ビートルズの魅力がびんびん伝わってきました。
ビートルズはデビュー以来ライブアルバムがなく、それを制作しようということで、ビジネス街のビルの屋上で予告なく演奏を始めます。
その時の演奏風景や、突然のライブに驚く街を行き交う人々の表情、そして大音量のクレームに駆け付ける警察官とのこっけいなやり取り。
そういうシーンを収めたのが、この映画です。
年齢はいくつになっていたのでしょうか。この頃のビートルズのメンバーはみんなカッコいいですね。
やることはハチャメチャですが、溢れんばかりのバイタリティーで、良い刺激を受けました。
▲映画館でいただいたリーフレット