一日は長し、一生は短し

2022.08.19

五山の送り火

8月10日からの会社の夏休みの一週間、用事のあった一日を除いて、毎朝10キロのウォーキング&ランニングを実行しました。

運動を終えて家に戻り、汗まみれのTシャツを脱いで、火照った体に浴びせるシャワーの気持ちよさは格別です。

さて、夏季休暇の最終日、16日にコロナ禍、加えて大雨にも見舞われた中、二年ぶりに京都で「五山の送り火」が敢行されました。

当日の模様は、NHKBS放送でライブ中継されていましたので、ご覧になられた方も多いと思います。

私は京都に7年半住んでいたこともあり、何度か現地で見学しました。

休みで名古屋に戻っていても、高速道路がUターンラッシュで大渋滞する中、名古屋の友人を誘って、京都に舞い戻って見学しました。

当時は「五山の送り火」の意味や、「大文字」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」のそれぞれの点火の違い等、何の関心も持たず、ただボーっと眺めていました(苦笑)。

私が住んでいたのは「妙法」の近くでしたので、夜空に舞う火の粉と煙の幻想的な光景を、ただただボーっと眺めていました。

開催に至る準備等の解説を聞き、テレビでライブ中継を楽しむのは素晴らしいことですが、何も考えず現地で眺めているだけでも心が洗われた気がします。

そんなに長く京都に住んでいたのなら、一度くらい両親を連れて行けばよかったなあと後悔しています。

この歳になってようやく気付いているようでは、時すでに遅しですね。

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