TOYOMARU BLOG

2010.06.03

CRドラゴン伝説2 こぼれ話

ドラゴン伝説復活の経緯は?

1.jpg2005年に一般電役のCRナナシーゲットを発表しました。そのときに多くの関係者やファンの皆様からドラゴン伝説ZZを復活させて欲しいという要望がありました。その声にこたえるべきということで開発がスタートしました。

どこを意識して開発されましたか?

2.jpg過去のヒット機種をリメイクするときは、多かれ少なかれファンの期待を裏切ることが多々あります。今回は要望に応えるためにスタートした企画のため、ファンの期待を裏切らないことが大前提にありました。よって前作を再検証することから始めました。
ドラゴン伝説ZZの演出面では、スベリ予告、白黒ドラゴン、サウンド、図柄、リーチバランスなどが重要だと判断しました。特にリーチ音などの曲を別のものに変えてしまうと、ドラゴン伝説では無くなってしまうので、あのサウンドのテンションやメロディは大事にしました。その他には、ノーマルでも期待できるリーチバランスもそのままにしています。

大当り中の図柄が液晶内にはありませんが、、、

3.jpgそうですね。CRナナシーゲットでは、コイン図柄とゲット図柄の2つが液晶内にありましたが、大当り中に2つの図柄が同時に変動しているのは見難いと思い、CRドラゴン伝説2では、役物(ドラゴンの眼の点滅=図柄変動)を使用しています。
前作のように液晶図柄で変動を期待するファンの方もいらっしゃいますが、そうすると大当り中の変動回数が減ってしまって、大当り(大当り中のさらなる大当り)の期待値が下がってしまいますね。

苦労した点はありますか?

4.jpg初代と比べると液晶が大きくなっているので、あの変動のテンポ感を表現するのに苦労しました。ノーマルリーチ中の左右図柄の揺れ方や点滅の速さなど何パターンも作り調整しました。意外な部分で苦労したんですよ。

特にこだわった部分はありますか?

5.jpgドラゴン伝説2を制作する際、ドラゴンの雰囲気を伝えたいと思い、神秘的で生命感のあるパチンコ機にしたいと思いました。例えば、それを大当り開始時に見ることができます。大当りになると大当り図柄の一つ一つが重なってひとつの光(生命)となり、それをドラゴンが追いかけます。その光は、通常変動時にある建物を目指します。大当り終了時に扉からドラゴンが出てきますが、その時にドラゴンが光を捕まえていますので、チェックしてみてください。

前作と違う部分で大当り図柄で「拳」が「武」になっていましたが、、、

6.jpg実は、前作の「拳」という図柄は、デモ画面にカンフーレディがいたのでカンフー繋がりで「拳」という図柄がありました。今回は、カンフーレディがいないので「拳」はやめ、その代わり、四神から玄武の「武」を用いました。図柄の順番も「龍(青龍)」「虎(白虎)」「武(玄武)」「炎(朱雀)」となっており、大当り中の門の上にも四神が表示されています。

最後にファンのみなさまへメッセージをお願いします。

とにかくシンプルでわかりやすいゲーム性で、前作を楽しんでいただいたお客様の期待に応えられたと思っています。長く楽しんでもらえたら幸いです。また、遊技したことのないお客様にも、わかりやすいゲーム性に仕上がっていると思いますので是非お近くに導入の際は楽しんで欲しいと思います。

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