TOYOMARU BLOG

2010.06.19

CR銀河鉄道999 こぼれ話

開発はいつ頃スタートしたのですか?

1.jpg"銀河鉄道999"のテーマである「希望の星に向かって旅する」というストーリーが、パチンコの「大当りに向かって遊技する」という遊技性としっくり噛み合ったこと、そして途中で停車する様々な惑星での出会いや別れ、エピソードなど、異なるストーリー全てを取り入れるには、モードの概念を使うことが良いと思い、原作のストーリーとモード移行システムを融合させました。

開発期間は?

開発期間は、約2年程になります。開発当初から、原画をそのまま使うのではなくキレイにレタッチしようと決めていましたので、2年の内の約半年間をキャラクターの描き起こしに費やしました。そのおかげで綺麗な映像が実現できて、満足しています。

アフレコ(収録)時のエピソードは?

2.jpg鉄郎役の野沢雅子さんを始め皆さん有名な声優さんばかりなので、スタジオに入って来られだたけで良い緊張感が現場に張り詰めました。自分たちはガラス越しに見ているのですが、練習で声を出されたのを聞いただけで、「おおっ!メーテルだ!鉄郎だ!」と興奮してしまいました(笑)
収録自体はすごく順調で、あっという間に終わってしまいました。もう少しあの空間にいたかったですね。

盤面の中でもメーテルフィギュアが印象的ですね。

3.jpg"銀河鉄道999"といえば、やはりメーテルだと思います。そのメーテルを配置することで、パチンコ機という無機質な中にも暖かみが出せたと思います。
そのメーテルフィギュアですが、2Dを3Dにするということで非常に苦労しました。実は、質感を出すためにまつげを金属で作ったり、フェルトで服や帽子を作ったりと、細かい部分にまでこだわっています。

制作時の苦労話はありますか?

4.jpg今回の開発ではTVアニメ版「銀河鉄道999」、劇場版「銀河鉄道999」、劇場版「さよなら銀河鉄道999」の3つを対象としています。
実はそれぞれのコンテンツによって、キャラクターのタッチや個性が少しずつ異なっています。そのため、個々のキャラクターに対して思い描く像も人によって様々でした。特に「銀河鉄道999」の象徴であるメーテルに対しては、開発チーム内でも意見が割れたため、どのメーテルにするの?といった議論がありました。
結局、本機のメーテルは劇場版「銀河鉄道999」に近いイメージで制作しました。

お気に入りの予告やリーチはありますか?

5.gif原作ファンの方に是非見て頂きたいのは、保留列車チェンジ予告です。液晶下部の保留表示スペースに銀河鉄道の111号から999号までを全て揃えています!実はこの各列車、相当作りこんでいたりするんですよ。もっと活躍させたかった位です。
個人的に気に入っているリーチは、時間城リーチです。アンタレスが撃たれて自らを犠牲にするシーンは、かなりグッときますよ。
他には、一定条件をクリアすると見られるTVアニメ版の大当りラウンドも良いですよ。「あっ!こんなキャラもいたな~なんだっけ?名前・・・、●●だ!そうだ~」というように懐かしんでいただければ幸いです。

ファンの皆さんへ一言

6.gif原作を知っている方にも知らない方にも満足していただけるように作り込んでいます。  大当り中のBGMも素晴らしいので、是非この機会に遊技していただければ幸いです。

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